この度、平成29年7月より医療法人一祐会藤本病院の病院長を拝命しました程修司です。

　藤本病院は開設60年越えの歴史を有する病院です。
その病院長という重責を担う立場を考えると大変身が引き締まる思いです。

　昨今の医療を取り巻く環境は大変厳しいものがあり、歴史ある病院と言えども安定した経営には大きな努力が不可欠です。
藤本病院の60年あまりの歩みで育ち確立された運営・経営基盤に加え、今後の医療環境の変化にも対応しうる方針を病院内外に示していかなくてはなりません。
現在、本館につなげる形で増築棟を建設中で、その後に本館のリフォームもあります。
この増築・リフォームが、速やかに藤本病院の医療の質およびサービスの向上に、結果として経営の安定化に結びつくように方向付けをしたいと考えています。

　藤本病院が60年以上も存続できたのは、時代にあった質の高い医療を提供してきたこともありますが、何より地域に根ざした身近で安心・信頼のできる病院であったからだと思います。
どんな病気であれ、藤本病院を受診さえすれば診察から治療、場合によっては的確な専門病院への速やかな紹介をしてもらえるという安心感。
この事は患者さまからだけでなく、近隣の医療施設さまからも同じように思って頂けていると自負しております。

　まずは藤本、なにはともあれ藤本、そしてやっぱり藤本と思って頂けるように、職員一丸となって努力していく所存です。

平成29年7月1日